うちわ屋さんの収益は？カッティングマシンでうちわ文字作成の在宅副業をしたらどれくらい稼げるのか計算してみた！

ある日、知り合いにこんな疑問を投げかけられました。

メルカリを始め、ラクマやPayPayフリマといったフリマサイト、またminneなどのハンドメイドマーケットでもうちわ文字オーダーを受けている方が多く見受けられます。

インスタ等のSNSでも#うちわ屋さんのタグが人気のようですね！

見たところ皆さん結構稼いでいるようだったので、私も少し興味が湧きました。

カッティングマシンを使用してうちわ文字オーダー作成の副業をしたら一体どれくらい稼げるのか、試算してみましょう！

なにわ男子・道枝駿佑くんのうちわ文字

インスタグラムで見つけた可愛いうちわ文字！

ピンクの「みっちー」なので、なにわ男子・道枝駿佑くんのうちわ文字と思われます。

オーダーで作成してもらう場合のお値段は8300円とのこと。

カッティングマシンを使用されているとのことで、めちゃくちゃキレイな仕上がりになっています。

では私がこのようなうちわ文字を作成して8300円で販売した場合、

• 利益がいくらになるのか？
• 時給換算したらいくらになるのか？

早速試算してみましょう！

仕上がりイメージ

こんな感じの仕上がりをイメージして作って行こうと思います。

ジャンボうちわ1枚に収まるサイズですね。

材料費はいくら？

まずは材料を調達します。

内側から

高品質グリッターピンク　935円

色味からしてダンフォルムのグリッターシート・マゼンタピンクと予想しました。

30cm×30cmのシート1枚で文字部分は作れるかな、と思うので、1枚分の値段で計算します。

ダンフォルムのグリッターシートは1枚だけだと送料がかかりますが、今回は送料は省いて考えます。

カッティングシート白　498円

カッティングシートはたくさん種類があり、お値段もピンキリなんですが、私はとことこマーチのこちらのカッティングシートをよく使っているので、こちらで計算します。

とことこマーチのカッティングシートは30cm×30cmがないので、少し大きめのA3サイズを1枚用意しようと思います。

とことこマーチのカッティングシートは複数枚同時購入で1枚当たりのお値段がめちゃ安くなるんですが、今回は1枚だけ購入した場合のお値段です。

カッティングシート黒　498円

カッティングシートの白に続いて、黒もとことこマーチでA3サイズを1枚購入します。

蛍光ピンク　1090円

色味が近いモノを選んだ結果、ファンクリの蛍光カラーシールを選んでみました！

とことこマーチにも蛍光カラーのシートがありますし、その逆にファンクリにもカラーシールがあるのでお値段や色味で好みの商品が選べるのが良いですね◎！

グリッターベビーピンク　825～935円

装飾のハート部分はベビーピンクの色味が似ていると思うので、それっぽいグリッターシートを選んでみました。

艶のありなしでだいぶお値段が変わります。

ただ、艶なしグリッターは10枚セットでの値段なので、たくさん作る人にはお得ですが、1点しか作らない人にとっては優しくないお値段ですね…。

アクリル補強　1380円

アクリル板は厚さ1mmのものを選びました。

薄すぎると補強にならないし、厚すぎるとカッティングマシンで切るのが大変なんですよね＞＜

0.5mm～1mmくらいのものがいいと思います♪

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さて、材料費は以上になります。

高品質グリッターピンク	935円
カッティングシート白	498円
カッティングシート黒	498円
蛍光ピンク	1090円
グリッターベビーピンク	825～935円
アクリル補強	1380円
合計	5226～5336円

制作時間は？

めちゃくちゃアバウトな概算をします(笑)

1シート当たり、カッティングマシンにセットしてからカットして台紙から剥がすまで。

一連の流れが1回約5分として…

• 文字をカットする
• ふち(白)をカットする
• ふち(黒)をカットする
• ふち(蛍光)をカットする
• 装飾をカットする
• アクリルをカットする(2回カット)

全部で7回マシンを動かすので35分となります。

アクリルが1回では切れないため、2回もしくは3回カットする必要があるんですね。

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カットができたら貼り付け作業が待っていますね。

カットと同じく1シート当たり5分で貼り付け完了できたとしましょう。

こちらも概算で35分。

カットと貼り付けで合計70分かかる見込みとなりました。

利益はいくらになるのか？

さて、うちわ文字が完成したところで、実際に販売したら利益はいくらになるのか計算してみましょう。

フリマサイト最大手のメルカリにて、8300円で販売すると仮定します。

送料はゆうゆうメルカリ便を想定しましょうか。

ゆうゆうメルカリ便は3辺の合計が60cmを超えなければ1通230円で発送することができます。

また、メルカリでは商品が売れた場合に売上の10％が手数料として差し引かれます。

今回の場合、販売手数料は830円ですね。

材料費が安い方で5226円だったので…

売上	8300円
販売手数料	-830円
送料	-230円
材料費	-5226円
利益	2014円

うちわ文字1点で利益が2014円出る計算となりました♪

時給いくらの副業になる？

利益が2014円になることが判明しましたが、これを時給に換算するといくらになるのでしょうか？

制作時間の概算が70分だったので、2014円に7分の6をかけます。

およそ1726円となりますね。

副業の時給としてはかなり高いんじゃないでしょうか？

材料は1枚で計算しているので、複数枚同時購入で材料費を抑えられますし、

副業でうちわ文字を作成すればグリッターシートを10枚セットで購入しても使い切れますね！

作るのに慣れれば制作時間も短縮できるはずなので、時給としてはどんどん上がっていきそうですね！

うちわ文字作成の在宅副業は儲かるのか？

在宅副業としてうちわ文字を作成した場合、

• 利益はいくらになるのか？
• 時給換算するといくらになるのか？

を計算してみました。

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結果的に

利益：2014円

時給：1726円

となる見込みだということが分かりました。

グリッターシートやカッティングシートのまとめ買いで材料費をもっと抑えることで利益・時給ともに上がりそうです！

私がうちわ文字作成の在宅副業をしない理由

ただし、良い点ばかりに目が行ってはいけません。

私がうちわ文字作成の在宅副業をやらない理由にはこれから話すデメリットがあるからです。

そのデメリットは

• 材料を用意しておく必要がある
• オーダーが決まるまで何度もやり取りが必要
• お急ぎ対応が必要な場合もある

などがありますね。

材料を用意しておく必要がある

どんなオーダーが入るか分からないので、材料は一通りそろえておく必要があります。

グリッターシートは1枚がかなり高価なので、複数枚揃えておくとなると初期費用がかかりそうです。

在庫を抱えるのがイヤだという人はオーダーが入ってから材料を購入するのもアリですね。

その場合、急ぎのオーダーには対応できないことをあらかじめ伝えておきましょう。

オーダーが決まるまで何度もやり取りが必要

オーダーが決まるまでは買い手と何度もやり取りする必要があります。

メルカリのオーダーページを見てみると、1オーダーの注文につき、コメントでのやり取りが10～20くらいありました。

少ないやり取りでも

これくらいは必要になるわけですね。

イメージ通りでない場合、何度も作り直しをお願いされます。

何度も作り直した結果、キャンセルされる場合も少なくないと思います。

お客様からすぐに返信がもらえるわけでもないので、オーダーが確定するまでに数日かかることもあるかと思います。

こういったやり取りを根気強く行える方には向いている副業と言えるでしょう！

お急ぎ対応が必要な場合もある

メルカリのうちわ文字オーダーページを見ていると、意外と1週間以内のお届けを希望されている方が多いことに気づきました。

もしも私がうちわ文字作成の在宅副業をやるとしたら、制作は休日がメインになります。

1週間以内に作ってお届けするとなると厳しいモノがありますよね。

平日に仕事から帰宅してからでも制作時間が取れる方であれば問題なさそうですけどね！

うちわ文字作成の在宅副業まとめ

カッティングマシンを使ってうちわ文字作成の在宅副業をしたら利益や時給がいくらになるのか計算しました。

時給は副業としては申し分ない額になったので、ちょっと始めてみようかと揺れるほどでした(笑)

しかし、私はメルカリやラクマを見ていてオーダー用に材料をたくさん用意しておく必要がある点や、お客様と何度もコメントでやり取りをしなければならない点、平日仕事から帰って来てからも作業が必要になる点に一歩踏み出せないままでいます。

人には向き不向きがありますからね…。

もし、この記事を読んで「これくらいなら始めてみよう」と思える方がいらっしゃいましたら、頑張ってみてください♪