【英検単語帳】「文で覚える単熟語」(文単)が超使える!文単が向いている人とパス単が向いている人とは?

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英検対策の単語帳ってどれを選べばいいの?

ずばり、お応えします。

文で覚える単熟語

こちらが最強です。

旺文社から出版されている単語帳で、「文単」とも呼ばれています。

ただし、対策分野によっては文単ではなくパス単が向いている人もいると思いますので、本記事では文単のメリットと向いている人についてご紹介します。

目次

文単とパス単なにが違うの?

文単とパス単、同じ旺文社から出版されている英検対策用の単語帳なのに、なにがどう違うの?と思われるでしょう。

まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

文で覚える単熟語(文単)の特徴

長文を読みながら単熟語が覚えられる

英検準1級レベルの長文の中で、文脈を通じて単熟語を覚えられます。

単語学習と同時に、読解力も身につけることができます。

学習をサポートする無料音声つき

音声ダウンロード・アプリ対応なので、スマホやパソコンで簡単に音声を聞くことができます。

学習効果がわかる確認テストつき

各長文テーマごとに、見出し語を覚えたかを確認できるチェックテストがついています。

でる順パス単(パス単)の特徴

「でる順」だから効率的に覚えられる!

過去5年分の英検過去問題を徹底分析し、よく出題される語が「でる順」に掲載されています。

学習をサポートする無料音声つき!

音声ダウンロード・アプリ対応なので、スマホやパソコンで簡単に音声を聞くことができます。

学習効果がわかるテストつき!

「単語編」には見出し語を覚えたか確認できるテストがついています。

文単とパス単の違い

無料で音声がついている点、確認テストがついている点はどちらも同じです。

決定的に違うのが

  • 文単は読解力の強化もできる!
  • パス単は単語のみに特化している!

という点です。

掲載されている単語+熟語数もそれぞれ異なります。

準1級の場合だと、

文単パス単
掲載数約1,570語約1,850語

となっており、単語を徹底的に強化したい場合にはパス単に軍配が上がります。

文単を使うメリット

ではなぜパス単ではなく文単をオススメするのか?

理由としては

  • 長文対策にうってつけ
  • 英作文対策に使える
  • リスニング力の強化ができる
  • ストーリー仕立てで飽きずに覚えやすい

これらが挙げられます。

長文対策にうってつけ

英検準1級のリーディング問題では長文問題が出題されます。

この長文問題にはそこまで難しい単語は出ていないので、文単レベルの単語を覚えていれば解けるのです。

加えて、文単の長文には一部、英検の過去問も掲載されています。

つまり、文単で長文に触れることで英検本番の長文問題に慣れることができるのです。

英作文対策に使える

英検準1級ではライティング問題も出題されます。

ライティング問題では、指定されたトピックについて、自分で文章を書かなければなりません。

文単は1つのトピックに対して長文が書かれているため、読み込むだけで文章構成力を身に着けることができます。

簡単に言うと言い回しです。

最初にこういう出だしから始まって、こう締めくくる、という流れが自然と身に着くのです。

リスニング力の強化ができる

パス単にも音声は付いていますが、リスニングの問題は1文で終わるようなものではなく、会話形式であったり、長文の中から質問に対する答えを解答する形です。

文単の長文音声は1分~2分程度のため、リスニング用の英語耳を育てるのに最強なのです。

英検本番のリスニングは、文単の長文よりは簡単な英語が流れるので、文単で鍛えておくとだいぶ楽に聞き取れるようになります。

ストーリ仕立てで飽きずに覚えやすい

文単が本当によくできていると思うのは、トピックが面白くて単語を詰め込んでいる感じになることなく勉強が進む点です。

単語帳で単語を覚える作業って、単調で飽きやすいですが、文単のトピックは時事やトレンドに沿っていて、日本語で書かれたコラムとしても読みごたえのあるものばかりなのです。

知識として「へぇ~、そうなんだ」となる話題が英語で書かれているので、内容を頭に入れやすく、単語に関しても「○○の話題のときに出てきたな」という感じで思い出しやすい状況を作ることができるのです。

文単が向かない人

とはいえ、文単が向かない人もいます。

  • 語彙問題の対策を万全にしたい人
  • 試験直前の対策をしたい人

こういう方々にはパス単の方が向いていると言えるでしょう。

語彙問題の対策を万全にしたい人

具体的に言うと大問1の対策をしたい人。

大問1だけに限った話で言えば、文単よりもパス単で対策した方が点数は取れるでしょう。

なにせ、パス単は過去5年間の過去問から「でる順」に掲載されていますからね。

試験直前の対策をしたい人

試験直前ということは読解力を鍛えたり、英語耳を鍛えたりしている余裕はないということです。

そういう場合も、単語を詰め込んだ方が点数は稼げるでしょう。

文単が英検対策として最強な理由

私が英検準1級に合格した経験から、「文で覚える単熟語」(文単)が最強であると思う理由は

  • 文章の中で使われた単語は覚えやすい
  • ストーリーが面白く学習が進む
  • 長文対策にも使える
  • 英作文用の文章構成が学べる
  • 音声が充実しておりリスニング力が強化できる

でした。

もちろん、語彙対策はパス単で行い、他のリーディング・ライティング対策は別の参考書で行う手もありますが、個人的には文単1冊で十分合格圏内を狙えると思います。

いきなり準1級の長文は難しいと感じる方は2級の長文からトライしてみるのもいいと思いますよ!

(私がそうでした。)

音声アプリでは長文も1トピックあたり1~2分程度で、ちょっとした隙間時間にも聞けるので、英検対策で迷われている方は購入する価値あると思います♪

ねるる

アプリは無料だから、聞いてみてから単語帳を購入するのもアリだね!

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